円周振れ公差・全振れ公差
円周方向の円周振れ公差
定義 | 指示例 |
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任意の横断面において、公差域は、データム軸直線を中心とする、半径がtだけ離れた二つの円によって規制される。![]() |
回転方向の実際の円周振れは、データム軸直線Aを回転軸心として回転する間に、任意の横断面において0.1以下でなければならない。![]() |
軸方向の円周振れ公差
定義 | 指示例 |
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任意の半径方向の位置において、公差域は、データム軸直線を中心とする円筒断面内にある、tだけ離れた二つの円によって規制される。![]() |
データム軸直線Aに一致する円筒軸において、軸方向の実際の線は0.1離れた二つの円の間になければならない。![]() |
円周方向の全振れ公差
定義 | 指示例 |
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公差域は、データム直線を中心とする、半径がtだけ離れた二つの円筒によって規制される。![]() |
実際の表面は、データム軸直線Aを中心とする、半径距離で0.1だけ離れた二つの円筒の間になければならない。![]() |
軸方向の全振れ公差
定義 | 指示例 |
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公差域は、データム直線に直角なtだけ離れた平行二平面よって規制される。![]() |
実際の表面は、データム軸直線A直角な平行二平面の間になければならない。![]() |
参考・関連規格
- JIS B 0021:1998 製品の幾何特性仕様(GPS)-幾何公差表示方式-形状、姿勢、位置及び振れの公差表示方式